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プロフィール

飯塚 勇太(いいづかゆうた)

慶応義塾大学経済学部卒。
大学在学中に、サイバーエージェントに内定が決まっていた飯塚氏を含む4人で開発したスマートフォンアプリ「My365」が、リリース後わずか3ヶ月で50万ダウンロード突破。その後サイバーエージェントが、「My365」を事業化した子会社、株式会社シロクを2011年12月に設立。飯塚さんは、代表取締役社長に就任した。

毎日はもっと、大切でなきゃいけない。

何気なく過ごしている毎日。日常。当たり前に過ぎてゆく時間の中で私たちは、どれだけの「大切なもの」を見落としているのだろう。そのときには分からなくても、時が経ってから思い返すとそれは「大切なもの」になるかもしれない。一見代わり映えのないように見える毎日は、本当は自分だけの特別な日々なのだ。それぞれの毎日にある、それぞれの特別を、ひとつだけカタチに残してみてほしい。そんな思いからつくられたのが、スマートフォンアプリ「My365」。わずか3ヶ月で50万ダウンロードを突破したこのアプリを開発し、運営するのが株式会社シロクだ。

みんなと同じことをするのが嫌だった。

代表取締役社長の飯塚勇太さんは、今年大学を卒業したばかりの22歳。中学までは野球やサッカーなど、同年代の子たちと同じようなものに興味をもつことができず、これといって夢中になれるものや趣味もないことが、コンプレックスだった飯塚さん。高校へ入学すると、周りはみな自然と同じものを目指しだす。大学だ。飯塚さんはそこに疑問を感じた。なんのために大学へ行くのか、何をしに行くのか。きっとどこかの企業に就職して、働くためだろう。そうして飯塚さんは、あらゆる企業に共通するビジネスというものに興味を持ち始めた。ビジネスや企業家に関する様々な本を読むなかで、マクドナルドをつくったレイ・クロックの本に出会った。レイ・クロックは52歳で現在のマクドナルドを起業した。そのこと自体を飯塚さんは尊敬し、勇気づけられたという。「もし失敗しても、自分も52歳まで諦めずにいれば、マクドナルドぐらい大きなものをつくれるんじゃないか」。

今の4人じゃなければ、会社はできなかった。

飯塚さんは大学3年次にサイバーエージェントのサマーインターンに参加。そのプログラムの一環としてwebサービスを一緒に開発したのが、現在シロクの取締役である向山雄登さん、石山貴広さん、片岡直之さんだった。「世の中にはたくさんの人がいて、その中でここまで気が合う仲間に出会えることはなかなかない」。飯塚さんが、数ある大手企業の中でサイバーエージェントに就職を決めた理由のひとつもまた、これからもこの4人でやっていきたかったからだという。周りから「この4人で会社をつくった方がいい」という声も多かったが、飯塚さんたちは、自分たちは就職するものだと思っていた。すると、4人で学生生活最後の思い出づくりにと開発したMy365をサイバーエージェントの藤田社長が気に入り、「My365をそのまま会社にしてみないか」という予想外の打診が。4人のチームは、本当に、会社になったのだ。4人の出会い、チーム、そして今。奇跡でも偶然でもない。「定めだと思った」と飯塚さんは言い切った。

選んだ選択肢を正しくするしかない。

 どんな成功者や才能ある人にも、迷うことはある。飯塚さんは、昔から迷ったときは「絶対に自分だけで決める」ようにしてきたという。他人の意見を参考にすることはあっても、それよって意思決定をすることは絶対にない。「他人にこう言われたから、という言い訳ができるようになると人間は弱くなる」という言葉からは、飯塚さんの強い意志が感じられた。「何かあったとき、言い訳ができる環境にいると、逃げた方が合理的なことが多い。それは人間としてすごくかっこ悪いと思う」と、飯塚さん。10年後20年後どうなっているかはわからないが、目の前にある選択肢を選び続け、それを正しくしていくこと。飯塚さんは、それを「単純なこと」だと言った。きっと大切なことのほとんどは、「単純なこと」なのだろう。今日何を食べたとか、誰と話したとか、雨が降ったとか、寝坊したとか。そんな些細で単純なことこそが、特別な毎日をつくっていくのではないだろうか。My365の全てのユーザーが、その一片をMy365に残すために、日々の景色に目を向けること。それが飯塚さんたち、“チーム”の願いだ。「この先シロクが目指すものは?」と聞くと、「その願いを叶えるために、My365をナンバーワンのSNS写真アプリにすることですね。」と、飯塚さんは迷うことなく言い切った。

メッセージ

株式会社シロク
所在地 渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティ ウエスト13F
URL : http://sirok.co.jp//index
.php

編集後記 取材 ・張佳翔|Photo : 飯島隆

 好きなことを、好きな人と続けられること。きっとそれはとても貴重なことなんだと思います。好きなことだったら、どんなに大変でも頑張れる。好きな人とだったら、どんな困難にも立ち向かえる。そんな風に仕事ができたら、それが一番幸せなんだろうなと思いました。

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