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プロフィール

関 敏(せき さとし)

1973年生まれ。
桜美林大学卒業後、経営コンサルタントとして国内外で経験を積む。2011年に株式会社GATEWINGを立ち上げ、代表取締役に就任。

日本の会社を元気にしたい!

企業の相談役であり、アドバイザーである経営コンサルタント。数あるコンサルティング会社のなかでも必ず結果を出す、と言い切るのが今回取材した株式会社GATEWINGです。その自信の裏には日本、パキスタン、中国と世界各国で培ってきた確かな経験がありました。「人の役に立つ」をモットーに、これまでに数多くの企業を成功に導いてきた代表の関さんにお話を伺ってきました。

意識が変われば、人は変われる。

大学卒業後は、海外でビジネスの経験を積んだ関さん。帰国後コンサルティング会社に入社すると、早速ある外食チェーン店のスーパーバイザーを任されることになりました。しかし喜んでいられたのも束の間。任されたそのチェーンは経営不振にあえぐ、がけっぷちの会社だったのです。「どうしてよりにもよってこんな案件を…」と嘆きながらもその仕事を引き受けた関さんでしたが、結局売り上げを伸ばすことはできず、会社は撤退に追い込まれてしまいました。「会社の再建はできなかったものの、どこかで『これは自分のせいじゃない。業態が悪かったんだ』。と思っていたところがあったのかも知れません」。と当時を振り返ります。


関さんの人生を変える仕事が来たのはその直後のこと。依頼があったのは同じように経営難に追い込まれた外食チェーン店の会社でした。ちょうど子供も生まれたばかりという社長が関さんに助けを求めに来たとき、頭をよぎったのは「関さん、ありがとう」。と頭を下げながら店をたたんだ前回の社長とその家族だったといいます。「もう絶対に同じ思いはさせたくない。何としてでも自分の力で助けてみせる」。と心に誓った関さん。一人でできないこともみんなでやればできるはずだ!と、まずは店を支えるアルバイトを巻き込んで徹底的に経営のいろはを教育するところから始めました。みんながその気になったその店の売り上げは大幅にアップ。業績も右肩上がりに成長しました。「人のせいにしているうちはなんにも変えられない。自分の意思を持って絶対に変えてやると思って初めて変化を起こせるし、周りも助けてくれるんです」。と関さんは言います。

攻めの姿勢こそ、成功の秘訣。

担当していた事業が無事再生すると、それを機に当時勤めていた会社を退社し、経営の勉強をするため中国に渡った関さん。彼の手掛けたレストランは瞬く間に地元の大繁盛店へと成長し、帰国後も日本で数々の飲食店の成長に貢献しました。行く先々で必ず成功をおさめながらも、今に満足することなく、常に新しいことにチャレンジし続けるのが彼のすごいところ。今の会社では関わることのできない、もっと多くの人の役に立ちたい、と2011年には自らの会社GATEWINGを立ち上げました。「50歳までは守りに入らないって決めているんです」。と関さん。「ある戦略がうまくいったからといってずっと同じことを繰り返していてもいずれうまくいかなくなるのは当たり前。経営において攻めつづけることが実は一番のリスク回避なんです」。と教えてくださいました。


経営がうまくいくかいかないかは、頭の良し悪しでも、経験の有り無しでもなく、知っているか知っていないかで決まる部分がとても大きいと関さんは言います。例えばある商品を1万円出して買う人もいれば、もっと安値で売っている市場を知っていて同じものを半額で手に入れてしまう人もいる。こんな風に情報を知っているのと知らないのでは大きな差が生まれてしまいます。どこの市場が何に向いていて、何に不向きなのか。世界各国で様々な市場を見て、人より多くの情報を持たせてもらった自分だからこそ、多くの経営者に伝えられることがあると関さんは考えます。「そういった意味でも50歳まで、体の動かなくなるまでは誰かのために働き続けたいですね」。

今の仕事は、社会への恩返し。

国内外を問わず、様々な企業の業績を伸ばし続ける関さん。そんな彼の原動力はずばり、感謝の気持ちでした。毎日働ける身体に産んでくれた両親、やんちゃだった十代の頃も優しく見守ってくれた地域の人たち、難しい仕事も任せてくれた上司、上司に叱られて肩を落としている時に励ましの言葉をかけてくれた同僚…振り返ってみると様々な人の支えがあったからこそ今の自分があると関さんは言います。身体にしろ、能力にしろ、お金にしろ、自分だけのものではなく、すべて人から与えられた“ギフト”というのが彼の考え方。「ここに来るまでに既にたくさんの人に借りがあるって考えたら、今度は自分がその借りを一つずつ返していかなくちゃならない。自分の得意な経営という分野で世の中に少しずつ恩返しをしていきたい」。と、とことん“人のため”にこだわるのが関さんらしいところです。


そんな関さんが未来に思い描くのは、華僑ならぬ和僑のネットワーク。これからの時代、日本という小さい枠にとらわれず、若者が世界各国で活躍できるような環境が絶対に必要になってくると言います。海外進出が苦手と言われ続けてきた日本人が、和橋として日本と世界経済を支える時代。そんな未来を実現するため、自分の学んできたことを一人でも多くの人に伝え、世界へ飛び立つ若者のサポートをするのが今の関さんの生きがいです。

メッセージ

株式会社GATEWING
所在地 東京都江戸川区中央 4-5-4
事業内容 経営コンサルティング
著書 「中国で繁盛店をつくるシンプルな方法」
株式会社GATEWING URL : http://gate-wing.co.jp/

編集後記 取材 ・高見悠里|Photo ・市川智也(from AgeHA graph)

 たくさんの経営者を見てきて、成功する経営者の共通点ってなんだと思いますか?という質問に対して、「素直で謙虚」と答えてくれた関さん。これってまさに関さんの姿勢そのものだな、と納得してしまいました。

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