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プロフィール

小俣 泰明(おまた たいめい)

1977年生まれ。伊勢丹データセンターよりNTTコミュニケーションズへヘッドハンティングで入社。その後、モバイルコンテンツ事業を展開するベンチャー企業数社を経て、大手ソーシャルゲーム制作会社取締役就任。
2012年8月株式会社トライフォート設立。代表取締役CO-Founder /CTO就任。


大竹 慎太郎(おおたけ しんたろう)

1980年生まれ。株式会社サイバーエージェントへ新卒入社。2004年同社にて新人賞、ベストプレイヤー賞受賞。その後株式会社Speeeへ入社。執行役員就任。
2012年8月株式会社トライフォート設立。代表取締役CO-Founder /CEO就任。

ソーシャル×スマホで、世界を目指す。

設立1年にも関わらず従業員数100名以上の会社となった、今話題のITベンチャー、株式会社トライフォート。スマートフォンアプリ・ソーシャル領域に特化した事業を行っています。急成長をみせるこの会社は小俣さんと大竹さんのダブルリーダーです。お二人の雰囲気は、まるであの人気ドラマのよう。机とパソコンが立ち並ぶシンプルな内装に大きなリラックマ。とても開放的で賑やかなオフィスにお邪魔し、株式会社トライフォートを立ち上げた、小俣さんと大竹さんのこころざしを探りました!株式会社MUGENUP一岡様のご紹介です。(株式会社MUGENUPの記事はこちら

「自分」が必要とされる環境へ。

「若い頃は、みんなが知っているような大企業に入ることが目標だった」。そう語る小俣さんは、大手百貨店データセンターを経て、大手SIerにヘッドハンティングで入社しました。見事目標達成かと思いきや、いわゆる“大企業病”を目の当たりにし、ベンチャー志向へと変わったそう。「大企業では、たとえ誰か1人いなくなっても、きちんと機能する状態をつくらなくてはなりません。ある人が突然倒れてしまったらネットワークがとまる、なんてシステムにはできませんよね。大企業になればなるほど、仕事を分業して、安定性を重視した体勢が求められます。僕はその環境に自分の必要性を感じづらく、だったら自分が必要とされるような仕事に就いたほうが面白いと思い、ベンチャー志向になりました」と語ります。その後、モバイルコンテンツ事業を展開するベンチャー企業数社を経て、大手ソーシャルゲーム制作会社へ入社します。

ー大企業とベンチャー企業の1番の違いは、なんでしたか?

「やりたいと思ったことがすぐ実現できることです。大企業にいたときも新しいサービスの提案をしてみたのですが、内部調整に時間がかかり、案が通るのに1年くらいかかりました。でもITの世界は、アイディアを思いついてから実現するまでに1年もたってしまうと、すでに時代遅れ。ベンチャー企業は、自分がやりたいと思ったことをすぐに実行することができます。ベンチャーは早すぎるという印象をもっている人もいますが、早すぎることはなく、自分のペースでやれるという点が、大企業との違いです」。

自分で市場をつくるやりがい。

対して大竹さんは学生時代ハンドボール部に所属する、いわゆる体育会系。海外も飛び回って、最前線でバリバリ仕事をするような、エリートビジネスマンになることをずっとイメージしていたそうです。しかし、就職活動の時期を控え、初めて手にした就職ジャーナルで特集されていた、サイバーエージェント藤田社長の記事が、大竹さんをベンチャー企業へ導きました。「『大企業に入って、既存の市場で戦うよりも、自分で市場をつくっていくほうが何倍もやりがいを感じられる』という言葉にとても感銘を受けました。大企業に入って誰かがつくった土俵で勝負しても、それは自分の実力ではない。自分で市場をつくっていくことがどれだけ有意義なのかを学びました。プログラミング等、IT系の知識はあまりなかったのですが、藤田社長も同じタイプだと知り、自分でも勝負できる土俵だと感じたので、サイバーエージェントへ入社しました」と大竹さん。

入社後は同期の誰よりも頑張ろう、とがむしゃらに働き、見事新人賞、全社のMVPを獲得します。しかし、ステップアップしていくほど、“市場をつくっていく”という感覚はトップに立たないと味わえないことに気づいた、と言います。そこで、モバイルSEO事業を展開するベンチャー企業の株式会社Speeeへ入社することに。「Speeeでは、役員として経営陣の一員となりましたが、役員になれば経営に直接関われるかといったらそうでもなく、やはり自分で創業しないと、“市場をつくる”という感覚がわからないんです。それまでは起業に対して、自分のなかでジャンプしないといけない、特別なものだと思っていました。しかし、そう悩んでいた時期に実際に起業している人たちを見てみると、意外とたいしたことないというか、自分でもやれそうな気はしていましたね」。

迷ったらアクセルを踏む2人。

お二人の出会いは、小俣さんが大手ソーシャルゲーム制作会社に、大竹さんがSpeeeにいたころ。小俣さんが勤務していた会社は当時スマートフォンやソーシャル分野で急成長しており、その秘訣を探ろうと大竹さんからアプローチしたそうです。

ー一緒にビジネスをやろうとしたきっかけは、なんでしたか?

大竹「最初会ったときは仕事の話は全然しないで、趣味の話で盛り上がってしました。プライベートで会うようになってから、お互いのビジネス観を語り合うようになり、会って3〜4回目くらいには一緒にやろうと決めましたね。2人とも、“迷ったらアクセルを踏む”というところがあったので、意気投合して、とりあえずアクセルを踏んでみたら、結果的には最高に良かったってことですね」。

ーその頃にはお互い起業願望があったということですか?

小俣「僕は独立しようと思っていました。ベンチャー数社を経験し、それぞれの会社で責任者や役員にもなりましたが、トップに立たないと自分の本当の目的が達成できないことに気がついたんです。取締役の一人になっても、一番上で経営する感覚を味わえません。多くの会社からのオファーを蹴ってでも、自分でやるってことを意識していました」。

大竹「起業って意識はあったものの、自分1人ではだめだと思っていました。IT系の会社をつくるにも、技術があるわけではないし、かといって営業会社をつくりたいわけじゃない。自分にないものを持っている人がいないと…と思っていました。そこで小俣と出会って、お互いの強みを活かしたら、すごい会社がつくれるのではないか、とイメージが膨らみました」。

ー起業を目指す学生を間近で見ていて、思うことはありますか?

小俣「成功体験を多くすることが大切だと思います。では成功体験を増やすにはどうすればいいかというと、経験をたくさん積むこと。遊びでも何でも、色んなところに赴いて、なんでもかんでも参加し、挑戦してみる。それが経験につながり、経験を多く積むことによって、成功体験に変えることができ、成功体験を多くすると、それが自信につながります」。

大竹「頭の良い人が経営者に向いているかというとそうではなく、勉強ができるだけでは勝てない領域だと思います。答えのない問題に対して取り組む勇気や、自分なりの答えを導き出す能力を身につけてもらいたいです。そして、自分が導き出した答えに対して確信をもつことや、周りを巻き込む力のある人が、起業に向いていると思います」。

小俣「ただ、学生に言いたいのは、すぐ起業したほうがいいってことではなくて、就職して、色んな会社に属して、色んな価値観を得ることは悪くないということ。僕らが今ここまで成長できているのも、積み上げてきた経験があったからこそ。もし20代で起業していたら、1年で100人規模の会社は絶対につくれなかったと思います。また、お互い1人でもそこそこの会社はつくれたと思いますが、1+1=2以上になる、最高のパートナーに出会えましたね。本当に運が良かったと思います」。

ー今後トライフォートはどのような展開を見せるのでしょうか。

小俣「Facebookをかるく超える会社になります。実は、日本のソフトウェア産業のなかで、世界に通用するものはありません。でも、日本の技術力は世界的にみても低くないので、その技術力を正しく世界に発信していけば、十分通用するという確信があります。何らかのかたちでFacebookを超えることが、現時点での目標です」。

メッセージ

株式会社トライフォート
所在地 東京都渋谷区桜丘町8-9 メイセイビル
URL http://trifort.jp/index.html
設立 2012年8月2日
業務内容 スマートフォンアプリ・ソーシャル領域に特化した開発・運営
マネージドクラウド事業

編集後記 取材 ・細川芽衣|Photo : 安藤 史紘

取材が決定してから、知名度抜群さに驚きつつ、お会いできることを心待ちにしていました。“最高のパートナー”と呼ぶにふさわしい、素敵なイケメン社長お二人でついつい緊張してしまいましたが、とっても楽しい取材でした!

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