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プロフィール

萩生田 愛(はぎうだ めぐみ)

1981年生まれ。
2005年、カリフォルニア州立大学を卒業後、製薬会社に入社。
2011年、同社とWHOのプロジェクトを機に退職し、ボランティアとしてケニアへ渡る。
2012年、日本へ帰国後、ケニアの薔薇を直輸入して販売するオンラインストア「アフリカの花屋」を開設。

ケニアから薔薇を直輸入。アフリカの花屋さん。

「愛」「美」の花言葉をもつ薔薇。真っ赤な薔薇の花束を渡されながらプロポーズをうける…なぁんて妄想したことありませんか?(笑)。そんな薔薇をアフリカのケニアから直輸入し、インターネット上で販売している会社があるんです!その名も「アフリカの花屋」。ケニアの薔薇を扱う理由とは…?気になりますよね。今回は「アフリカの花屋」の代表、萩生田さんのこころざしを探ります!株式会社A.style髙橋さんのご紹介です!(株式会社A.styleの記事はこちら

命あるものに“在庫”はつくれない。

萩生田さんが運営しているオンラインストア「アフリカの花屋」では、今まで見たこともないようなグラデーションの、色鮮やかな薔薇が販売されています。アフリカの花屋で扱っている薔薇はケニアから直輸入しているそう。

ー萩生田さんとケニアの薔薇との出会いは、どのようなものでしたか?

「ケニアに小学校を建設するというボランティアに携わっていたとき、初めてケニアの薔薇を見ました。日本では見たことのない、とても色鮮やかなグラデーションで、美しい薔薇なんです。さらに、1週間水をかえなくても美しく咲いている、その強くたくましい姿は、自分のなかのアフリカのイメージに合致しました。アフリカという地で美しい薔薇が咲くという意外性と、強くたくましい、そんなポジティブなアフリカを世界に発信することができるのではないか、と薔薇のビジネスを始めようと思いました」。

ーケニアの薔薇を、日本へ直輸入することですね。

「実はケニアの薔薇は輸出量世界1位なのですが、主にヨーロッパへ輸出されていて、日本の輸入量は限られています。輸入されていたとしても、市場、仲卸、花屋を通して販売されるので、お客様の手元にくるときには、どこ産なのか分からない状態になってしまうんです。そうではなく、“ケニアで育てられた薔薇”という付加価値をつけるために、ケニアから直輸入して販売する、アフリカの花屋を立ち上げました」。

ーインターネット上で販売している理由は何でしょうか。

「店舗をかまえて販売するには、まだケニアの薔薇があまり知られていない段階ですし、命あるものなので、在庫を蓄えることはできません。そのため、完全予約制で月1回の輸入に限られてしまいます。1ヶ月前に注文してもらい、必要な分だけを発注し、到着したらすぐにお客様の元へ発送する、というスタイルです。在庫を抱えないことは、経営的には良いのですが、お客様の満足度を考えると、日付指定できないことや、急ぎでの対応はできないという点でデメリットがありますね」。

アフリカの貧困問題を、自分の目で確かめたい。

アフリカに特別な想いを持っている萩生田さん。きっかけは大学時代に「模擬国連」という、全米の学生が集まり世界の様々な問題について熱く議論をするイベントに参加したことだったそうです。「日本の人口に近い、1億2千万人もの人が1日1ドル以下で生活していることや、学校へ行きたくても行けない子どもの多さを知り、世界の貧困問題を何とかしたいと思いました。ただ、もしかしたら“援助”は先進国のエゴかもしれない。経済的に貧困だからといって、精神的に貧困とは限らないですよね。そういう現状をいつか自分の目で見て、必要なのであれば、しかるべきサポートをするし、必要ないのであれば、他の道へいきたいと感じました。そのためにも、一度日本へ戻って社会人として一人前になってから、将来行けたらいいなと思いました」。

就職活動では、グローバル・貢献・人のあたたかい会社の3つを軸に行い、日本の製薬会社へ入社します。萩生田さんとアフリカを引き合わせたのは、入社7年目。WHOと提携して感染症の治療薬をアフリカへ無償提供する、というプロジェクトがきっかけでした。「そのプロジェクトに参加したことがトリガーとなって、“アフリカの貧困問題を、いつか自分の目で見たい”という学生時代の想いを思い出しました。今行かなかったら、きっと一生アフリカへ行くことはないと感じ、退職してボランティアとしてアフリカのケニアへ渡る決意をしました」。

貧困問題の解決策の一つは、雇用を生み出すこと。

ーボランティアを通して、思うことはありましたか?

「私が1番課題だと感じたことが、ご両親に職業がなく、家計を助けるために子どもが出稼ぎに行かなければならないため、学校へ行くことが出来ない、という現状の多さです。学校建設などのチャリティーも大切ですが、一方で、雇用をうみだして、自ら職を得る機会をたくさんつくることが、永続的な貧困問題の解決になるのではないかと感じました。これはビジネスとしてでしか実現できないことなので、アフリカの雇用を増やすようなビジネスが出来ないかと考えましたね」。

ーアフリカの方達自身は、貧困についてどう感じているのでしょうか。

「もちろん、自分たちは貧しい国だという認識はあります。ただ、それで泣いていても仕方がないから、前を向いて生きるんだという、たくましい人ばかりです」。

ー今後はどのように展開していきたいですか?

「アフリカに雇用を増やすことが最終目標です。それも、できるだけお客様と一緒に実現したいと思っています。アフリカから薔薇を輸入することで、雇用を生み出すことができますが、それ以外にも雇用を増やす方法はあると思います。しかし、1人の力は限られているので、まずは、アフリカの花屋を通じてアフリカのことを多くの人に知ってもらい、お客様と一緒に、アフリカの雇用問題の解決に向けて、成長したいです」。

メッセージ

アフリカの花屋
URL http://www.africa-flower.com/index.aspx
事業内容  ケニアから直輸入している薔薇の販売

編集後記 取材 ・細川芽衣|Photo : 市川 智也(from AgeHA graph)

現在はオンラインだけでなく表参道ヒルズでは常時、日本橋では輸入時のみに期間限定で販売しているそうです。ケニアの薔薇は、本当に色鮮やかで美しいものばかり。大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか?私は欲しいです!笑

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