こころざし応援団

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プロフィール

赤坂 大輔(あかさか だいすけ)

1980年株式会社ケンコーポレーション入社。
1995年有限会社インターナショナル バケイション リゾートジャパン(現株式会社アーバンスタイルコミュニケーションズ)設立。不動産業や高級家具のリースを行う。
2013年6月、HOA cafeオープン。

鎌倉の海カフェ。HOA cafe。

海を眺めつつ、波音に耳をかたむけながら、コーヒー片手にドーナツをつまむ。こんな贅沢な時間を過ごすことができるHOA cafe。相模湾に面する、白を基調としたゆったりと落ち着いた雰囲気のカフェです。今年6月にオープンしたばかりのこのカフェ。実はサテライトオフィスとして場所貸ししているとのこと。こんな贅沢な環境で仕事をするなんて…羨ましいかぎりです。今回はそんなHOA cafeを運営する赤坂さんのこころざしを探ります!

お散歩ついでによる。そんなカフェにしたい。

鎌倉駅から徒歩15分ほどに位置するHOA cafeは、こころざし応援団を運営しているパラドックス・クリエイティブのサテライトオフィスでもあります。他にも様々な業種の会社のサテライトオフィスとして場所を貸していて、契約した会社の社員はコーヒーとドーナツを無料で頂けるとのこと。

ーなぜこの場所にカフェをつくろうと思ったのですか?

「震災以降、津波による被害を懸念して海辺の価値が下がっていたなかで、クライアントがもっていた土地でした。この場所は海が一望できる素晴らしい環境ですが、周りになにもなく、基本的に商売は難しいと言われています。しかしそれゆえに競争相手がいないので、価値のあるものを提供できれば絶対に勝てる自信はありました。僕は飲食経営に詳しいわけではないので、飲食のプロには勝てません。だからこそ、逆の発想で考え、前面通行量や席効率を気にせず、ゆったりと落ち着いた空間に仕上げることで、来た人に感動を提供しようと思いました」。

ーHOA cafeはどのようなコンセプトのカフェですか?

「地元の人のライフスタイルの一部になることです。僕のなかでのライフスタイルとは、日常。日々の生活のなかにおとしこむことであって、わざわざやるような特別なことではないと思います。この店も、鎌倉に住んでいる方が朝のお散歩ついでにカフェによる、といったように日常使いできるような店にしたいと思っています」。

ーサテライトオフィスにしようと思ったのはなぜでしょう。

「来店客数×客単価、それが今までの商売のあり方です。基本的にはB to Cであるカフェのビジネスモデルが、B to Bにもなる、新しい運営の仕方があるのではないか、と思いました。仕事をするためにわざわざ鎌倉に集まるという面倒くささそのものが価値であって、面倒くさいことをした人のみが得られる感動がごほうびになる。こういう時間の使い方、考え方があるということを伝えたいと思っています」。

お金だけの尺度で物事を考えるのはナンセンス。

ーカフェの名前の由来を教えて下さい!

「HOAとは、ハワイ語で“友人、親愛なる友”という意味です。僕自身、いつも周りの人に感謝していて、友達や仲間というキーワードが外せなかったんです」。

ーというと?

「ビジネスにおける僕の哲学は、『何をやるか、よりも誰とやるか』。やることは沢山あるけれど、自分1人でできることはそんなに多くなく、限られています。その自分ができないことを、どれだけ周りの人が補ってくれるかどうか。空いてしまったピースを、周りの人がうめてくれることによって1つのビジネスがかたちになれば良いと思っています」。

ービジネスも結局は人、ということですね。

「ファンがどれだけ多くなるかによって、商売もビジネスも決まってくると思います。お金はしゃべらないし、笑いもしません。だったら、会話ができて、嬉しかったら笑顔をみせてくれたり、感謝してもらったりしたほうがよっぽど人間的ですよね。お金だけじゃない人のつながりを大切にしたい。お金だけの尺度で物事考えるのはナンセンスです」。

ー赤坂さんが人付き合いをする上で大切にしていることはありますか?

「時間に遅れないこと。これは絶対ですね。約束の時間を守らないと、自分にとってその人の価値が低いと思われてもしょうがない。信用する、信用されることが大切だと思います」。

ーずばり赤坂さんのモットーはなんですか?

「頑張りすぎないで、ゆるく生きること。何かにがむしゃらに頑張っていても、そこに楽しみを見出せなかったら意味がないと思います。楽しいと思うことをどれだけできるか。努力や根性、忍耐が全てではないと思います。どこかで余裕をもって、メリハリをつけることを心がけていますね」。

これからは、日本のものを海外へ出す時代。

ーHOA cafeは今後どのように展開するのでしょうか?

「戦略としては、大豆ペーストでつくられているnicoドーナツを軸に海外を狙っています。大豆は日本中どこでも生産できるはずなのに、現状は約80%を輸入にたよっている。これってすごく勿体ないですよね。輸入大豆は遺伝子組換えのものがほとんどなので、健康志向な人はオーガニックのものを好み、多少高くても国産大豆を購入します。だったら日本の良い大豆を外に出せば良いじゃないかと思います。大豆という豆としてではなく、加工品としてもっていければ、日本のものが海外にでるチャンスがあると感じています」。

ー海外ですか!具体的には?

「近い将来、“女性とアスリートにやさしいドーナツ屋”としてアメリカ西海岸に3店舗は出したいですね。アメリカ人にとってスイーツはなくてはならないものですし、女性にとってヘルシーなドーナツは嬉しい限りですよね。また、プロテインはまさに大豆ですから、アスリートがトレーニング後にプロテインを飲むのが主流だとしたら、ドーナッツでとるほうが、栄養摂取しやすいし、イメージ的にも良いですよね。“海”というキーワードで、オーガニックが良いと思える人たちのいる、カリフォルニアやハワイへ展開したいです」。

ー日本のカフェがアメリカへ、というのはあまり想像できないのですが…。

「日本食は世界で1番美味しいと認められていますし、日本の和の文化は世界中から学ばれているので可能性は十分ありますよ。外から日本に入れる時代はもう終わりで、これからは日本のものを外に出す時代。オリンピック開催も決まったことですし、今は絶好の機会です。若い人たちがどんどん世界に出て、日本人であることに誇りをもって、日本の良さをもっと広めてほしいですね」。

メッセージ

HOA cafe
所在地 〒248-0013 神奈川県鎌倉市材木座6-4-24
URL https://www.facebook.com/kamakurahoacafe

編集後記 取材 ・細川芽衣|Photo : 粕川 真

とっても素敵なカフェで、美味しいドーナツを頂きながらの取材、最高でした!学生へのメッセージをお願いしたところ、「直接聞きにこい!」とのことでしたので、パソコン片手にHOA cafeを訪れてみてはいかがでしょうか。

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