事業ブランディングプロジェクト / 国連UNHCR協会(国連難民高等弁務官事務所・日本委員会)

5000万人の難民支援が
クリエイティブで加速する。

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「難民支援」。 日本では馴染みの薄い言葉かもしれないが、今、世界には5000万人を超える人たちが、紛争や迫害などが原因で故郷を追われ、難民や国内避難民となっている。国連UNHCR協会は、国連の難民支援機関であるUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の活動を支える日本の公式支援窓口。一人でも多くの難民が保護され、生きる希望と笑顔を取り戻すために、日本での広報・募金活動を行っている。

国連UNHCR協会

PROJECT

すべての難民が、
難民でなくなるその日まで。

そもそも島国の日本にとって、隣国から逃れてくる「難民」自体を身近に感じることは難しいのかもしれない。
しかし、世界では年々、避難を余儀なくされている人々の数は増え続けている。
UNHCRは、国外へ逃れた難民や国内避難民が2013年末時点で総計5120万人に上ると発表した。
前年末から600万人も増加し、第2次大戦後初めて5000万人を超えた。
とくに内戦が長期化するシリアから数百万単位で難民が流出し、周辺国は飽和状態にある。
人口約480万人の隣国レバノンは、なんと100万人を超える難民を抱えているという。
難民の避難生活は、十数年にも及ぶ場合もある。
一時的な避難で終わるわけではないため、長期にわたる支援が必要不可欠だ。
UNHCRは、世界約125カ国で難民支援活動を行っており、
ノーベル平和賞を二度も受賞しているが、恒常的に活動資金が足りていない。
しかも、人道危機はいつ発生するかわからない。今、この瞬間にも世界のどこかで難民が生まれているかもしれないのだ。
難民を国際的に保護し、故郷を奪われた人々に対して住居や食糧、水、医療などの支援を長期間に行うためには、
「ご支援を継続的に増やす」ことが求められる。
パラドックスでは、日本の皆様に、人道危機の状況を早く、正しくお伝えし、
活動を支えるご支援の輪を広げるお手伝いをしている。
いわば、難民支援を、クリエイティブでサポートしているのだ。

国連UNHCR協会

BACK STORY

パラドックスとの出会いについて

1本の電話から始まった「難民支援」。

その電話は「難民支援の広報活動の相談をしたい」という内容だった。これまでのパラドックスの制作実績を見て、連絡してきてくださった。なかでも、国際的に評価を得ているNGO団体の制作物が目に留まったそうだ。「現地からは、毎日のように目を背けたくなるような悲惨な写真やレポートが送られてくる。訴えたいことはたくさんある。けれど、受け取る方々の気持ちを想像すると、悲惨な現状ばかりを伝えることが、果たして効果的なのかどうか」。人道危機の現実を知っているからこそ、伝えたい、知ってほしいという想いは強くなる。しかし、時にその想いの強さは、受け手と距離をつくってしまいかねない。パラドックスは、難民が直面している想像を絶する惨状や理不尽極まりない窮状を伺いながら、受け手の心に支援の必要性を届かせ、ご寄付へとつながるメッセージづくりのお手伝いをしていった。

アピールレター
アピールレター

最初の制作物は、支援者向けに年に数度お送りしているアピールレター。紛争が勃発すれば緊急の支援が必要になり、そんな時は現地の惨状をいち早く伝えた。ただ、あまりに悲惨な現状ばかりでは不快に思われる方がいるかもしれない、せっかくのご支援も無力に感じてしまうかもしれないと、時には難民たちの笑顔や自ら立ち上がろうとする力強い姿の写真を使用したりもした。子どもへの愛は世界共通と考え、出生証明がないため我が子の存在を証明できない母を通して難民の悲劇を伝えていったこともあった。その都度ベストな表現を模索しながら制作を続けているアピールレターは、確実に成果が出ているという。

アピールレター
アピールレター

事業ブランディング・てとてプロジェクトについて

難民を守る「てとて」の輪を、日本から世界へ広げていく。

国連UNHCR協会では、以前からFace to Faceキャンペーンという手法を用いたプロジェクトを進めていた。つまり、ツールなどのメディアではなく、直接、顔を合わせて活動のご説明をし、支援のお願いをしていくのだ。大型ショッピングセンターなどにブースを出して声をかけていたが、どうしても相手との温度差を感じていたという。買い物に来ていた側からすれば、唐突に「難民支援」と言われても戸惑ってしまうだろう。UNHCRの日本名である国連難民高等弁務官事務所というのも、すっと入りにくい。そこでパラドックスが提案したのが「てとてプロジェクト」だった。そもそもUNHCRのロゴは、人の手と手で難民を守ることを表している。「難民を守る”手”になってください」というメッセージは、受け手の理解するハードルをぐっとさげた。また、「サト」という少女のキャラクターをつくり、大人だけでなく、子どもにもわかりやすく難民と難民支援の必要性を伝えていった。今、「てとてプロジェクト」のサイトには、難民を守る支援者たちの手とメッセージであふれている。

ニッポン発信の難民支援てとてプロジェクト

「てとてプロジェクト」PR動画

MESSAGE

新鮮な発想から生まれる、押しつけないクリエイティブ。

国連UNHCR協会は、国連の難民支援機関であるUNHCRと連携し、民間への広報・募金活動を行う組織として、2000年に特定非営利活動法人として設立されました。以来、私たちは世界の難民問題をどうすれば日本の皆様に身近に感じていただき、またご支援いただけるかを日々、考えています。ここ数年、日本のチャリティへの意識は大きく変わりました。ボランティアも身近な活動になっていることを強く感じます。実は日本はご支援の継続率がとりわけ高いと言われています。日本人は律儀であり、困ったときはお互い様という心根が備わっているのでしょう。現に多くの方々から「何かしたい。力になりたい」という声をいただきます。これからも具体的な支援のアクションを提案していきたいですね。

パラドックス・クリエイティブとのおつきあいがはじまってから、ご寄付額は着実に増えています。その要因の1つには、外からの新鮮な目線から生まれる、押しつけがましくないクリエイティブがあると思います。有史以来、難民がなくなったことはないという事実から、「人が難民を生み、人が難民を救う。」というコピーが生まれました。「すべての難民が、難民でなくなるその日まで。」というコピーは、UNHCRの活動の想いをまさに表現しています。いずれも私たちからは出てこなかった発想です。しかしながら、ご支援が増えているにもかかわらず、難民の数は増え続けています。この悲しい現実から目を背けることなく、「すべての難民が、難民でなくなるその日まで」、私たちの活動は続いていきます。

国連UNHCR協会の方々
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