株式会社パラドックス

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トピックス2018.08.20

Visions LOUNGEってどんなところ?

大阪・梅田駅直結の阪急ターミナルビル内にあり、
パラドックス大阪オフィスに併設されている
「Visions LOUNGE」(以下、ラウンジ) 。

ここは、学生と企業を「志」でマッチングする場所。
学生が、想いを持って突き進む人(学生・社会人・経営者)たちの
人生や価値観に触れる機会を作ることで、
学生が自分と向きあったり、志や軸を見つけるきっかけをつくり、
就活やキャリアについて考えてもらうことが目的です。

そんな興味深い場所なのですが、東京オフィス2年目の私は
実はラウンジに行ったことなく、どんなところかもっと知りたい!

ということで、ちゃんとご紹介ができるよう、
ラウンジで開催されている学生向けイベントに初参戦してきました!

梅田駅直結、「志」でマッチングする場所。

熱気むんむんの7月某日ですが、
駅からすぐなのですぐに着くことができました。
(ありがたや〜)

▲ラウンジのエントランス。ブラウンが基調の落ち着いた雰囲気。
▲ラウンジのエントランス。ブラウンが基調の落ち着いた雰囲気。

大阪オフィスにちらりと顔を出し、
すぐ隣にあるラウンジへ。

落ち着いた雰囲気のエントランスです。
観葉植物が程よく配置され、なんと無料で飲めるコーヒーも。
居心地の良いカフェのような空間で、
集中できそうな香りがぷんぷんします。

お、入り口すぐのところにはこんな張り紙が。

▲入り口すぐ、小会議室あたりに掲示している張り紙たち。
▲入り口すぐ、小会議室あたりに掲示している張り紙たち。

就活生や企業で働く方々は、
ちょっとドキっとしたりウンウンとうなづいてしまうような
言葉ではないでしょうか?

この張り紙は、
このラウンジに来ていただいた学生・企業の皆さんに
就活についての視点を問うため、
そして就活など短期的なことではなく
長期的なキャリアについて考えてもらうためにあるもの。

来ていただく度に、
何かの言葉に引っかかってほしいとの思いから貼られています。

▲いよいよ中に入っていきますよ!
▲いよいよ中に入っていきますよ!

説明の一つひとつから企業を知る。

さて、志軸での接点づくりのために
学生と企業が集まる様々なイベントが催されているラウンジですが、
この日開催されていたのは、インターンシップセミナー!

インターンシップセミナーでは、
企業から学生に「志」やインターンシップ内容をお話しするほか、
学生が面接でもきっと立ち向かうディスカッションに挑戦し、
その内容について企業の人事担当からフィードバックを受けられます。
ざっくばらんとした環境で、企業と学生の接点をつくることが目的です。

まずはラウンジのクルーからこの会について、
学生や企業へ趣旨の説明があります。

▲学生のみなさんにお話するクルー。黒いシャツが制服です。
▲学生のみなさんにお話するクルー。黒いシャツが制服です。

「就活では、企業に合わせて自分を変える印象が強いかもしれませんが、
実は、等身大の自分を見つけていくことがもっとも大事です。
なりたい姿やどんなことを仕事で成し遂げて行くのかを、
これを機にぜひ考えてみてください。」

なるほど、、!

次にいよいよ、企業から学生に対して、
その企業やこの夏行われるインターンシップについてご説明いただきました。

この日は2社にお越しいただきましたが、
説明の内容や話し方にもそれぞれの企業の個性を感じますね。
学生もきっと、比較しながら聞けるのは嬉しいはず!

▲まずは志のご説明を最初に。ここが一番大事なのです。
▲まずは志のご説明を最初に。ここが一番大事なのです。
▲自前の伸びる指示棒を駆使しながらご説明いただいております。
▲自前の伸びる指示棒を駆使しながらご説明いただいております。
▲カジュアルな服装で肩の力を抜きながらも、真剣に話を聞く学生たち。
▲カジュアルな服装で肩の力を抜きながらも、真剣に話を聞く学生たち。
▲気になったことはすぐにメモメモ!
▲気になったことはすぐにメモメモ!

失敗していい場所。

その後は学生4〜5名につき人事担当2、3名のグループに分かれて、
メンバーを変えながらディスカッションを2〜3回ほど行います。

この日の1ターン目のお題は、

「高校・大学で理系を専攻する学生を増やす施策を考えてください。」

自分たちが大学に入った頃を思い出しますね。
ん〜これは比較的身近なお題で話しやすいのでは?

・・・あ、あれ、心なしか発言が少ない気が。

それもそのはず、この場には
グループディスカッションに参加するのが初めての学生も。
話し合いの中で、自分がどんな立ち振る舞いをするべきか、
まだ経験したことのない人にとっては、
発言するのに勇気が必要ですよね。

▲慣れないグループディスカッションに臨む学生の皆さん。企業の人事の方々が見守ります。
▲慣れないグループディスカッションに臨む学生の皆さん。企業の人事の方々が見守ります。

そんな1ターン目が終わった時のクルーからの言葉は、
「ここは失敗していい場所です。」ということ。

選考ではないラウンジのディスカッションの中で、
自分の得意や不得意をまず認識して、
たくさん挑戦や失敗をすることが学びにつながります。

そんな言葉を聞いていた私は、
ラウンジを「挑戦の場」として使ってくれる学生が
増えると嬉しいな、と思いました。

続いて2ターン目は、

「大学生と社会人の違いをグループで議論し、まとめてください。」

これはそれぞれに考えがありそうで、
少し難しくなりましたね。
でも「失敗していい」発言を受けてか、
みんな楽しそうに前のめりに話をしているよう。

▲議論を進めながら、笑い声が響きます。
▲議論を進めながら、笑い声が響きます。
▲お、意見がまとまってきたかな?
▲お、意見がまとまってきたかな?

グループディスカッションの後には、
見守っていた企業の人事担当の方から
その場でフィードバックをいただけます。

「時間も気にしながら話せているのが良かった!」
「最初に目線のすり合わせをするとより結論が出しやすくなるよ!」
と丁寧にフィードバックをいただけることで、
次にすぐ活かせそうな振り返りができます。

▲個人個人に向けて丁寧なフィードバックをしてくれます。
▲個人個人に向けて丁寧なフィードバックをしてくれます。
▲社会人として働いている人からもらう意見は、少し新鮮かもしれません。
▲社会人として働いている人からもらう意見は、少し新鮮かもしれません。

夏のインターンシップ前のこの時期、
多くの学生が初めて企業の人事担当と接点を持ちます。

学生の皆さんはこのインターンシップセミナーで、
単なる企業理解やグループディスカッションの仕方だけでなく、
「自分の視点」を持ちながら企業を分析する、
ディスカッションの中で「自分の視点」を相手に共有するなど、
軸をしっかり持ちながら就活に挑む方法を学ぶことができます。

また、企業やその人事担当の皆さんにとっても、
自分の志を真剣に考え捉えようとする学生の皆さんと
就活の初期段階から接点を持てる、興味を持ってもらえる、
有意義なコミュニケーションの場となっています。

ラウンジでは、
普段学生のフリースペースとしても利用でき、
他にも様々なイベントが開催されています。
学生のみなさんも企業のみなさんも
是非とも志に会いに、
お越しいただければと思います!

(おわり)