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トピックス2020.04.17

20期キックオフを、フルオンラインで開催してみた感想。

パラドックスでは、上半期と下半期の期初に全国の社員が一同に会するキックオフを行っています。例年、国内外さまざまな場所で開催していたのですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止を鑑み、初のオンライン上でのキックオフを開催しました。

本来は、42日・3日の2日間、福岡にて行う予定でしたが、開催週の初めに急遽方針を転換。安全性を考慮してオンラインでやることに。はじめは簡易的に行う案も出ていましたが、ドラッカーの言うように、時代の変化の先頭に立とうじゃないか、という気概で、イノベーションの機会と定義しました。2日間のキックオフのメニューすべてを(夜の懇親会に至るまで!)オンラインで実施し、リアルな場に勝る成果を上げよう、ということを目標に置き、準備を進めました。

当日、ZOOM上に全メンバー総勢60余名が集まり、前期の振り返りから今期の戦略や目標の共有、そして内定式、年間表彰、夜の懇親会までみっちりと。さらに2日目は、社内の環境改善のアイディアミーティングや、社員1人ひとりの”志”を叶え合うためのグループワークを、ZOOMと弊社のSNS“Visions”を併用して行いました。

これまではリアルに集まることで、結束感が強まる、という考えでしたが、意外や意外、フルリモートは、リアルに会う以上に盛り上がることが分かったので、参加者アンケートの内容を踏まえ、感想を共有させていただきます。

 

参加意識が高まり、参加者の主体性が増した。

従来のリアルミーティングは、壇上で話す側と席で聞く側に別れたカタチで会を進行していました。会が長引くと途中で集中力が途切れるメンバーも散見されていました。一方今回の場合、画面上での発表と並行してチャットを走らせていました。発表内容に関する意見や質問などがリアルタイムで投稿され、発表者もそれを見ながら補足を加えたりと、双方向のコミュニケーションも実現。参加者の主体性も高まり、臨場感のある進行になりました。時にはクスッと笑えるようなコメントもあり、全体の雰囲気が明るくなった印象もあります。いつもの発表が終了してから質疑応答という形式的な流れよりも、こちらのほうが断然いいですね。

 

全員の顔を一望できるので一体感がある。

今回のキックオフでは、全員が必ずカメラをオンにすることをルールにしていました。オンラインとなるとどうしても寂しい印象を受けますが、一人ひとりの表情を見ながら参加することができるので、距離をあまり感じることなく発表することができたという意見もありました。また、自分が常に見られているということもあり、自宅に居ながらも、気を引き締めて参加することができたようです。

 

2日間画面の前で座りっぱなしだと、疲労感はある。

こちらは、リモートワーク全般に言える部分でもありますが、改善が必要なところです。今回のキックオフでも、こまめに休憩を挟んだり、疲れが出てくる頃に、適宜運動担当のメンバーがポーズを取り、全員でその場でできるストレッチなどを行っていました。こういった気分転換ができるコンテンツを適宜取り入れていく工夫が大切ですね。また夜のリモート懇親会は、ZOOMだと誰と誰がどのグループで飲んでいるのか把握しづらかったので、他のアプリを模索する余地がありそうです。後で知りましたが、REMO(https://remo.co/)などが良さそう。これは、今度弊社が4/28に開催するリモートイベントでも使用する予定です。

 

以上、オンラインキックオフの報告でした。結果として、実際に会うのと遜色ないコミュニケーションが成立し、予期せず数百万円の開催コストを削減出来たのは大きな収穫だと言えます。大変な時期ではありますが、一人ひとりがピンチをチャンスと捉える気概があれば、イノベーションを起こす格好の機会かもしれません。

 

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