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インナーから採用、さらには人材育成まで。
HRM(Human Resource Management)に効く理念開発。

  • 理念構築
  • 企業ブランディング
  • 採用ブランディング
  • インナーブランディング

北海道・札幌市を拠点に、ニュークラブ、パブクラブを5店舗運営する株式会社バルセロナ。それぞれの店舗は北海道随一の歓楽街、すすきのの中でも、人気・規模ともにトップを誇ります。「ブラック」なイメージのある業界全体の常識や慣習を疑い、給与、福利厚生、保険、休日休暇、評価制度などを全面的に見直し、働く環境の整備に力を入れている成長企業です。

#1.プロジェクトの課題

社長が自分なりにつくっていた理念はあったものの、「何のために働くのか」という目的が見えづらく、また伝達の間に言葉が変わってしまい、同じ言語での共通認識を持てていないという状態がありました。会社全体をより良くしていくために、自分たちの仕事の誇りや使命を言語化し、目的を明らかにしたいという想いでご依頼をいただきました。また、社内において共通言語での会話ができるよう、言葉の一つひとつに対しても、細かなニュアンスを汲みとってワーディングができるパートナーを探していました。

#2.解決の方向性

パラドックスがお手伝いしたのは、理念開発のみならず、その後の理念浸透や、人材開発、採用活動における、理念を軸としたトータルのブランディングです。理念開発においては、社長、本社責任者、各店舗の店長とともに半年間、隔週でセッションを行い、ミッション、ビジョン、バリュー、スピリットを言語化。開発段階から浸透策の年間計画を立案し、理念開発が完了したタイミングで、スムーズに理念浸透の取り組みがスタート。また、ビジョンの達成に向けて、年間の経営計画にまで踏み込んだ戦略会議を実施。キャストの定着率の向上や、全店舗の集客力の向上など、重点テーマを明確にしました。さらに、理念研修をはじめとした、入社後の研修プログラムの開発や実施、新卒採用のインターン設計や中途採用領域の原稿制作などもお手伝い。入社間もないメンバーや、入社前の就活生に対しても、理念を軸にしたコミュニケーションを展開しました。

①理念開発
②ロゴ開発・浸透ツール制作
③理念リリース
④「理念浸透」「採用」「人材育成」における戦略づくり
⑤-A理念浸透
⑤-B採用
⑤-C人材育成

#3−①.社長だけのものにはしない、理念開発。

理念開発においては、社長、本社責任者、各店舗の店長とともに半年間、隔週でセッションを行い、ミッション、ビジョン、バリュー、スピリットを言語化。その際に、社員のみなさんに主体的に考えてもらい、社長だけの言葉にならないよう、スピリットなど、ところどころで本社責任者、各店舗の店長だけで議論を交わしてもらいました。

▲理念開発でできあがったミッション。日々の自分たちの仕事の意義を共通言語として掲げました。

▲本社責任者、各店舗の店長が主体となり決定したスピリット。

#3−②.ロゴ開発・浸透ツール制作で、理念をカタチに。

言語化された理念を、会社のアイコンとなる企業ロゴに落とし込みました。また、理念を社内に浸透させるため、理念浸透動画や理念ブックを制作いたしました。

▲バルセロナの太陽のように明るく燦然と輝き、渦を巻いて降り注ぐさまを表現しつつ、人生に挑み続ける人たちへ、明日へのパワーを注ぎ、その人の人生を、もっと輝かせる、という使命をシンボルとしました。

▲決定した理念を流れで読めるように、動画に落とし込みました。

▲ロゴ作成時に決定した新しいコーポレートカラーが映える理念ブック。

#3−③.全社にむけて、理念リリースの設計

理念のリリースの場を、スタッフ向けとキャスト向けに分けて設計。スタッフには、キャストに先駆け、全社員があつまる全社会議の場で理念をリリースし、全スタッフ参加の新年会がある1月のタイミングで、キャストへのリリースを行いました。スタッフ向けリリースでは、企画設計、資料制作、進行を、キャスト向けリリースでは、3時間の新年会の全企画設計・プロデュース・進行管理を弊社でお手伝いさせていただきました。

#3−④.バルセロナの次をつくる、戦略づくり。

理念のリリース後、その理念をどう会社の未来図に落とし込んでいくのか、「理念浸透」「採用」「人材育成」という面で、これからの戦略づくりをお手伝いいたしました。

#3−⑤−A.現場の課題を踏まえた理念浸透。

理念開発の間から考えて始めていた、年間の理念浸透策をスタート。社員がどんな思いを抱えて仕事をしているのか、全員に面談を実施しました。そこで拾い上げた現場の課題を掴みつつ、浸透のためのツール制作、リリースイベントの企画、理念テストやスピリットチャレンジ(スピリットに基づいた個人の行動や体験を共有し褒め合う施策)などを順次行いました。

#3−⑤−B.理念に共感をする、仲間に出会うために。

新卒採用のインターン設計や中途採用領域の原稿制作などもお手伝いしました。理念を中心にしたコミュニケーションを心がけ、意識の高い学生に訴求をしました。

#3−⑤−C.理念研修をはじめとした人材開発も 。

社員のみなさんとともに開発した育成プランをもとに、理念への理解を深めてもらう社員向け理念研修を設計し、実施。また新卒向け・キャスト向けのそれぞれの研修プロブラムも設計・実施しました。マネジメント層には、理念を軸にしたフィードバックを意識して頂いています。

▲理念研修の様子。作成した理念ブックを手にとりながら、議論をしています。

▲キャスト向けの研修の様子。発表もそれぞれにしていただくことで主体的に考えるきっかけにしました。

#4.得られた成果

月1回、スピリットチャレンジ表彰(スピリットを体現する社員に贈られる賞)を行い、半期に一度、MVPを選出するという仕組みが社内に定着。社員はもちろん、業務委託であるキャストにも浸透が進んでいます。また、理念浸透が、採用ブランディングにおいても効果を発揮。北大生や東大生など、これまでアプローチできなかった上位校学生の採用にも成功。バルセロナの理念に共感をした上で入社を決めるため、理念が人材のミスマッチを防ぐ効果も発揮しています。

理念開発・理念浸透・採用活動・人材開発など、理念を軸としたトータルブランディングによって、全社で目指す方向が明確になり、企業の成長にさらなるドライブがかかっています。