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トピックス2020.07.15

“採用ブランド力“を高め、“企業文化“を醸成する、
ブランディング・オウンドメディアのすすめ。

『採用媒体の効果が、徐々に下がってきている。』
『理念や企業文化への理解が薄く、入社直後の離職が多い』
『採用ノウハウが属人的になり、組織に蓄積されていかない』
『新卒・中途、双方に効果がある効率的な採用活動をしたい』

私たちパラドックスが様々な企業の採用ブランディングをご支援させていただく中で、上記のような声を聞くことがよくあります。変化の激しい採用シーンにおいて、多くの企業が多様な課題に直面しているのと同時に、採用後の定着・活躍に大きく影響する社内文化の醸成という側面からも下記のような課題を抱えている企業も少なくありません。

『社員同士が価値観を共有することで、相互理解を深めたい』
『組織に属する意味や意義を感じて欲しい。』

『働き方の多様性を尊重しあえる組織にしていきたい。』
『社員とのコミュニケーションをより活性化させていきたい。』

様々な採用課題を根本的に解決すべく、採用媒体に頼ることなく、自社の採用ブランディングを通じて、新卒・中途採用候補者と中長期的な視点で良い関係性を築いていく。

同時にインナーブランディング領域にも効果的で、企業文化を醸成できるような、一石二鳥な施策。それが採用ブランディング・オウンドメディアです。

#1. いま、企業に求められていることとは?

テクノロジーの発達による世の中の変化により、企業に求められることも日々変わっています。私たちは、いまを生きる企業に必要とされている3つの点に注目しています。

Point1:企業は、社会から、360度あらゆる角度で見られている。

SNS の台頭により情報が双方向に行き交うようになり、企業は社会と持っているすべての接点から見られ、評価される時代となりました。たとえば、採用における企業ブランドは、企業の考え方や仕事内容、福利厚生だけでなく、商品・サービスや企業文化まで含めて総合的に判断されています。「採用は採用」と切り離すのではなく、採用ブランディングと企業ブランディングは、重ねて考える必要があります。

Point2:「差別化」だけでなく、「差積化」が本物の証。
分散した企業資産を集約し、1つの企業のらしさとして積み上げていくことが大切。

インターネットの進化により誰しもが本当の情報を簡単に手にする可能性のある“ごまかしの効かない時代“。表層だけが良くても、企業の実態(中身)が魅力的でなければ、求職者からも消費者からも選ばれなくなってしまいます。その企業のアイデンティティを反映した“事実“を丁寧に時間をかけて確実に積み上げていくことが信頼につながり、社会からの評価となります。

Point3:企業自身の“言語能力“を磨き、発信力を向上させる必要性。

たとえ企業が素晴らしい資産(思想・商品・サービス・人材)を持っていたとしても、その価値を理解・言語化して、社会に届く形で発信することは簡単でありません。現在のような情報が溢れる社会では、外部の広告・宣伝媒体だけに頼ることなく、自らで一層自社らしさを磨き、社会と直接コミュニケーションが取れる発信力が必要不可欠になっています。

#2. 採用ブランディングオウンドメディアで、
メディアの民主化を目指す。

多くのマスメディアやWebメディアが、情報の受け手を喜ばせることを意識するあまり、本来の伝えるべき情報が正しく伝えられないという問題が起きています。

一方で受け手側の情報に関するリテラシーは高まり、情報が有益か否かという感度も急速に高まっています。これからの時代は、巨大なメディアが情報を一括管理をするのではなく、個々が自らの情報の真の価値を理解し、自らの手でメディア持ち、情報を扱っていく時代。言わば、メディアの民主化が進んでいきます。

私たちが開発した採用ブランディング・オウンドメディアが目指すのは、企業自身が“自社らしさ“を正しく理解し、情報を自ら発信し続けることでアイデンティティに共感するステークホルダー(求職者含む)と中長期的な信頼関係を築ける社会です。

企業がオウンドメディアを通じて、独自のコーポレートアイデンティティを軸に人・モノ・サービス・カルチャーといったすべての魅力を編集・発信していくことで本当の同志との出会いを創出していきたいと考えています。

#3. 採用ブランディング・オウンドメディアの特徴

パラドックスがご提供する採用ブランディング・オウンドメディアには、企画設計面と運営面において2つの特徴があります。

特徴1:企業理念を軸にメディアの企画・設計を行います

こちらの採用ブランディング・オウンドメディアでは、ミッション・ビジョンといった企業理念を軸にメディアの目的を定めることで、貴社独自のコンテンツの編集方針を定めていきます。

【コンテンツ設計の一例】
下記、企業理念や企業文化などを、パーパスコンテンツ、カルチャーコンテンツに分解したパターンになります。

パーパスコンテンツ
企業理念や社会的な存在意義を発信するコンテンツ。

>自社理念の明文化
>創業者・経営者の想い
>商品・サービス・事業の背景にある思想等

カルチャーコンテンツ
企業文化、社風、行動様式などを発信するコンテンツ。

>社内(外)報
>理念を体現する商品・サービス紹介・社員インタビュー
>オフィス環境・研究制度の紹介
>会議での意志決定の進め方
>共通の価値観が反映されたトピックスの紹介等

※ミッション・ビジョンといった企業理念が定まっていない企業様には、別途、理念策定から着手することも可能です。

特徴2:やがて自走できる運営体制のフォロー

自社の社員自身が企業の資産をしっかりと理解し、ライティングおよびライターへのディレクションを行い、世の中へ発信できることが、このオウンドメディアの最大の価値です。そこで、最終的に自社の社員のみでメディアの運営ができるよう下記のフォローをご用意しております。

ウェブライティング研修
キーワード検索から逆算するweb特有のライティングといった、オウンドメディアのコンテンツ制作に欠かせないライティングについてパラドックスメディアチームがクライアント担当者の方に研修を行います。

メディア編集部の立ち上げ
外部ライティングリソースを利用したクライアント専属の編集部を立ち上げ、パラドックスがディレクションをしながらコンテンツ制作を行うことも可能です。

#4. ご導入の流れ

STEP1:要件定義
お電話・テレビ会議にてメディア作成の目的、要件定義についてのお打ち合わせをさせていただきます。
※企業理念が定まっていない場合は別途制作することも可能です。

STEP2:ご提案(企画・お見積)
解決すべき課題を踏まえての、企画とお見積のご提案をさせていただきます。システムを汎用化することにより、初期導入コストを抑え、スタートのハードルを低く設定することが出来ます。

STEP3:制作
企業理念の有無、初期コンテンツのボリュームにもよりますが、要件定義を含め、約3ヶ月ほどの制作期間をいただきます。

STEP4:確認・修正
弊社が用意する開発環境下での確認・修正を行っていきます。

STEP5:リリース
協議の上定まったサーバー上で、最終リリースをさせていただきます。

STEP6:保守
CMSやセキュリティ等のバージョンアップは、随時行ってまいります。

STEP7:運用・改善
必要に応じて、別途で貴社メディア編集部への研修や外部の編集チームの立ち上げなど、運営・改善面でサポートを継続的に行います。

ご興味のある方、またご質問等ございましたら、お気軽に下記よりご連絡ください。

※お手数ですが、下記お問い合わせフォームより、依頼内容の採用ブランディング欄にございます「採用オウンドメディア」にチェックを入れていただけますと幸いです。
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